シェットランド島
シェットランド島
人間には、過去に経験した事が、何かのきっかけで、意識され、影響してくることは、誰でも覚えがあるとか。
ソ連が崩壊する前、当時は日本とヨーロッパ間の飛行は、北極経由(厳密には極地方)が定期航空のルート。他に南のルートもあったが、経由地が多く敬遠されがちでした。
日本からイギリスに向かうには、アラスカ、アンカレッジ、地上に変化の少ない、北極圏を経てイギリスへ向かっていた時、海面に現れた島々、感激でした。それが今向かっている、シェットランドだったのです。
次に向かう、ノルウエーも同じ感激を得ていました。
オークニーからシェットランドまでの南端まで約55nm、そこから首都、ラーウイックまでやく20nm.
天気は落ち着いている、朝早くサンデイ島を発ち一路南端、サンブァーグ(Sunburg)岬へ。
近付くと、今まで天気は良かったのに、なんと、海岸の裾を見せただけで、雲を冠ってる。
辺りが季節が変わったかのように寒くなる。
北海油田の開発が盛んになり、当地ではイギリス側の補給基地、掘削油の送油先が当地、この関係の施設が見られます。これは認識不足でした。
レジャーボートに対する施設は無く、一般船舶と同じ岸壁へ。
係留の時ロープの取り方、乗り降りに気を使います。
著名な所は少ないが、何処でも、北国の短い夏の空気が。
なだらかな階段を昇ると。向かいの島が一望に。