オランダ運河の旅 4
オランダ運河の旅 4
中央やや下、鉄道線路が左右に走り、水路を横切っているのがお判りで。
鉄橋の直ぐ下に、道路が横切ってます。
一方、図面で鉄橋の上に延びてる水路の上の方に、閘門が見えると思います。(地図を、右上の切り替えで、写真へ切り替えると見えます。)
この鉄橋と閘門との間の水路内に係留で、午前2時の鉄橋、道路が同時に開くのを待ちます。
1日にこの30分間だけしか通れません。
この水路は、アムステルダム中央駅、西側近くで列車の通過が多く、このような時間だけしか、鉄橋の操作が、出来ないのです。
鉄橋を通過しても、運河の通過は、アムステルダムの繁華街を抜けるまでに、容易ではありませんでした。
余りにも多い橋、開閉の操作をする人が少なく、掛け持ちで操作している。従って通過して次の橋へ着いても待たされる場合が多い。
意外と少ない街の明かり。真夜中過ぎ、殆どの明かりが、ヨットの航海灯、狭いところに想像以上の多さ。近いと明るく感じます。その明かりが列をなし、無言で曲がりくねりしながら進んで行く。感激です!
以上が真夜中、少しの街灯りはあるが暗い中で。50隻以上のヨットが犇めく、運河の中、限られた水域での操船は予想を超えた経験でした。
眠さ? 感じる暇はありません!
無事に繁華街を、暗い間に通過、市街へ出た頃漸く夜が明けました。鉄橋を通過してから時間が経ってますが、未だ長~い船団。
ロッテルダム市内は通過せず、郊外を通過。
理由は判りませんが、WILLEMSTAD。この町へ多くのレジャーボートが集まってました。この円形の係留施設の混みようは異常でした。
次の3面はこの様な、マリーナの有様です。
ここで、アムステルダムからの知人とお別れしました。
ウイリアムスタッドで2泊、知人へお別れ。オランダの北海に近い、南端の運河の終点VLISSINGENを目指す。
7月17日 オランダ北東端 DELFZIJL へ到着以来 2週間、270NMの運河クルーズを終わり
7月30日 オランダ南西端 VLISSINGEN を後にしてベルギー・OOSTENDEへ向け北海を南下です。
期待以上の環境、出会い、不安、興味溢れる運河クルーズでした。