海の玄関から今日は!  ヨット・タカマミ で一緒に海外クルージングの世界へ。

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出逢い

新幹線、飛行機・・・ビジネスライクな生活には,実に便利な結構な交通機関ですが、途中風土の観察も楽しみにしている人には、実に味気ない乗り物と感じますが。 
携帯、パソコン、ゲーム機、イヤホーン・・・一時も手放せない人の多いこと!


長距離急行列車でも、現在の新幹線の座席の配置と違い、4人掛けボックスシート。相席の人がいると、まず対面で座ることになります。軽い挨拶の後、話が弾むことがあれば、会話が進まないことも。少なくとも現状よりも触れ合いの機会が多かったようです。

半世紀以上過ぎた今でも、折に触れ思い出し、教訓としていることがあります。
大学時代、休暇で急行列車で帰郷の時の経験です。
山陽本線和気駅の付近を通過中、ぼんやりと通過する風景を眺めていた自分、中年の人が、話し掛けてきました。

この付近の風景に何か気付いたことがある?
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山の形はどうですか? 姫路を出てなだらかな山並みがこの付近では険しい形をしてるでしょう。

和気清麻呂が弓削道鏡を追い落とした事を,例に挙げ、和気清麻呂はこの地方の出身である事。 風土が人の気性に大きく影響する事。
沿線の,家並み、田畑の耕作具合、森林の整備、住人の佇まい等興味が尽きない事を話されました。別に教訓を述べるでもなく,淡々と話されていた事。


先日息子夫婦の計らいで、新幹線ヒカリで関西まで出掛けた往復時間中、ついつい夢中で殆どの時間を窓外の景色に。 
田畑は少なくなり,家の形に地方の特徴はなし、同じような人工物、少し落胆でした。それにあまりにも速すぎます!
加えて外側ばかりに顔を向けた原因か,翌日首の周りが可笑しくなるオマケ。


最近感じている事は,セーリング中のなんと寄り道の多い旅。やはり学生時代の車中の出逢い、教えが影響しているのではと,感じています。






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