海の玄関から今日は!  ヨット・タカマミ で一緒に海外クルージングの世界へ。

フリースランド内側のセーリング

フリースランド内側のセーリング

グーグルマップを拡大すると判り易いです。

ドイツ、エルベ河口に近い、コックスハーフェン・マリーナで歓待を受け、楽しみましたが、季節はどんどん進む、秋遅くなれば、ビスケー湾の悪天候に遭遇するであろう等、行く先が気になります。後ろ髪を引かれる思いでドイツ本土へお別れ。

ドイツ、オランダの北海沿岸を被うように、島が点在してます。フリースランドと云われて、本土からのフェリーが通い、島に住人が暮らし、僅かの農地、漁船の基地、観光地などで賑わっている島もあります。

本土とこの島島の間は、浅い所が多く、ヨットのセーリングは、ほんの1部を除いては無理な海域です。事実、フリースランドを紹介している海事関連の本はいずれも、キール・ヨットのセーリングは無理と書かれてます。島の港に係留しているヨットを見掛けても、アウトリガー・タイプのものです。

計画の段階で、ドイツ領大きい7島の内、5島の内側は通過できると確信。
コックスハーフェン・マリーナを出た後、北海へ出て水路の左側の島々の付近は立ち入り禁止の海域。
いったん外へ出て、危険海域を迂回、フリースランドの内側へ。
内側海域は海況は穏やか、だがGPSなど刻々の位置情報は無い時、周囲の地形は低く特徴が無い、現在位置が不正確になる。推測航法が主体では不安でした。

浮標は殆ど無い。フェリーは如何してるのだろうの疑問、? なんと小さい木切れ程の棒が所々に立っている。それは本土と島間の目印の物。島と本土間を通過する目的の物ではない。

オランダ最北東の運河入口・デルフセイル(DELFZIJL)への航路は、BORKUM 島の西を通過して入港するのですが、この島島の内側を通過。静かで快適、少しスリルを味わいながら、目的地へ無事に着きました。

タカマミの特殊性能で、50フィートのキール・ヨットでは不可能の海域を存分に楽しみました。

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