海の玄関から今日は!  ヨット・タカマミ で一緒に海外クルージングの世界へ。

ビスケー湾を横切る

北欧、イギリスからの南下

イギリス、北欧から南へセリーングする時、イギリス南海岸に沿ってランズエンド手前で、イベリア半島北西端、ラコルニアへ直進する。約400NMほど。
方やチャンネル諸島を経由、フランス北岸に沿いBREST の沖合から、イベリア半島北西端、ラコルニアへ直進する。約330NMほど。

いずれにしても、約300NM程のビスケー湾を渡ります。
一般にファミリークルーズでは、8月中まで、遅くとも9月半ばまでにビスケー湾を通過することが、より安全と云われています。

タカマミはソレント海域を抜け、ANVIL PT でイギリスを離れ、チャンネル諸島のALDERNEY,GUERNEY,フランス・BREST沖のQUESSANT島へ寄り、天気予報を参考、ビスケーを渡るコース(約300NM余)で南下しました。

イギリスから約55NM 英仏海峡は、穏やか過ぎる天気?ALDERNEY の港も広く、ノンビリとした雰囲気。
静かでも簡易胴衣は付けてます。風の弱さにクレーム。人間なんで我が儘なんだろう!

広々とした港で錨泊。イギリス本土を去った寂しさが。

便利な位置、錨地は混み合います。この港は特に入り口が大きく開いているので、北寄りの風には注意します。

港を望む。未知の地の散歩は楽しい。どんなお花木? 家のたたずまいは?

角度を変えた錨地の様子。小さいボートは出掛けた漁船のもの。

おさらばの時、北側の様子。

天気良し、海流良し、海況良し。無風・困ります。

煙?雲?気を付ければ色々の現象が。

ネコは昼寝。今晩はどんな魚で。天気が良く、先が近いとこんな楽しみも。

風光明媚、奇岩、岩礁多し、等々。の記事及び海図の記号。
航法計画で、経路、目的地がこの様に記されていると、その地に近づくと、より注意します。
チャンネル諸島の一部は、潮流の早さに加え、この様な地形が潮流の早さ、方向で意外な現象が起こる可能性に、気を付けます。
セント・ピーターの港の近く、暗礁、複雑な岩礁が多い。風景に見惚れていると、迷います。

サーク島南の岩礁を回ると、港も近い。

セント・ピーターの港内。ドックに入る前はブイへ係留

ブイへ係留中の風景

潮も良くなりドック内へ。

ドックの一方はこの様でした。

この様に安全ですと、陸上の観光、周囲のヨットの人達との交流が多くなります。
ドック内で係留したタカマミ。中央

こうしてる間に、天気図を入念に調べ、ビスケー湾を渡る4~5日間の好天気のタイミングを待ちます。
4日間滞在後、好天を見極め、お世話になった港を後に。

何処でも日没は、センチになります。でも明日朝会おうぜ!で振り切ります。

夜が明けて左にフランスを望みながら。

この日夕方、フランス北西端から西へ約10NMの距離にあるQUESSANT 島、南西側LAMPSUL で錨泊。
再度天気を確認後、イベリア半島北西端の街、ラ・コルニアを目指す。
余りにも好天気、セーリングにはもう少し風を。欲ですか?

前後左右水平線だけ。

海岸地帯に、高い山が多く、天気が良く、視界が良ければ、遠望出来てから近付くのに、半日以上も掛かることがあります。
ヨットで向かい風、逆潮の時は、忍耐が必要。
イベリア半島、北西部はこの様な条件の所でした。左前方微かに陸地、これから一晩かかります。

正面にイベリア半島の山並みが見える海域での夕日です。明日のラ・コルニアはスペイン。色々と興味が沸きます。

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