デンマーク 1
デンマーク 1
デンマークの北端の町、スカーゲン。砂浜が続くような土地柄、地の利を得て、漁港として繁盛、現在は遠くからでも目立つ高い煙突が目立つ工場が接近の時、陸標となる。
このスカーゲン、夏至の頃一変します。音楽祭が開かれ、多くのミュージシャンが世界中から集まり10日間程砂浜、それに近い町は、人で満ち溢れます。
タカマミが当地へ着いたのが少し前。野宿、テント暮らし、なんと人が多い、しかもどんどん増える。
タカマミが入港した時は、大きなプールのような岸壁に係留。なんとその外側へ、後から到着したヨットが、サイドバイサイド(横着け同志)で重なる。(写真参考)
或る人にアドバイスされた事は、この先約10日間以上も、出ようにも出れなくなる事。より内側のヨットは、外側のヨットのクルーの通り道になる。
出るなら今のうちだよ!その時はすでに外側に2重に連なっている。外側に10隻以上も連なり塞がれたら!思っただけでゾーットした。
直ぐに行動開始。外側2重のヨットに一時、開けてもらい、どうにか脱出。
催し物に未練はあったが、一時無難な場所に係留し、翌朝半島の東岸を HALS ハルス へ向け出ました。
接近しても陸地は見えにくい。町の南にある低い丘?は目指す所のはるか南に。
次の2面、奥は別の漁船の溜まり場。撮影したのは脱出後の映像。画面にはないが、右側はすでに4列ほどに係留されてました。
ハルス 最後に。
係留中、男子高校生を連れた、ご婦人が訪れました。息子が交換留学生として半年間日本で過ごしたこと、自分は観光案内所で働いているとのこと。
日本人の乗ったヨットが入港している事を聞き、訪ねて下さり、思いがけない出会いを楽しみました。頂いた焼き物の記念品は、良い思い出を忘れさせません。