タカマミの故郷へ、そして別れ
タカマミの故郷へ、そして別れ
人間の作る物、現代科学の粋を集めた宇宙関係の人工物でさえ、度々のトラブル。ヨットも約1年乗りますと、色々の問題、人の作業ミス、航海用具の不備などに、より気付きます。
1年間のクルージングで、気付いた不備な問題の解決、長距離航海への備えなどで、北欧を離れる前にイギリスの造船所へ。
具体的には、操舵装置の入念な総点検。燃料タンクへドレンベンの取り付け。ウインドべーンの装着など。を主として小さい問題も色々と。
天気は良し、風向風速良し、ドーバー海峡の海流も良し。1日の昼間だけの航海には、通常は無謀な85NMをプラン。
フランス・カレーからイギリス・ブライトン、マリーナ迄一気にセーリング。
イギリス DUNGENESS > BEACHY HEAD > BRIGHTON と沿岸航法では直線的なセーリング。ただ沿岸の風景は、イギリス沿岸では荒涼としたダンジネス付近、以後徐々に人家が増える様は興味ありました。
この様に、直線的な海岸へ、強固な岸壁を築き、マリーナを建設している例もあります。自然の地形だけでは港とならないので、漁船だけを対象にしてるのではなく、住民の利便性から、作られる。
ある団体のごり押しで、狭い利用目的で、出来るのとは根本的に違う。
設備、便利さ、防波堤を入った後の、機能、お手本です。
次ぎ3面、ブライトンから西へかけ、段々と市街化した様子をどうぞ。やはり南岸一帯は、温暖、空気よし、環境良しで、長ーい歴史があるようで。
この後造船所で手入れ、補修後、タカマミの生まれ母港を後にしました。
アドミラル・カップのホームポート・カウズでアリエス・ウインドベーンの取り付け。(本社があります)
いよいよイギリス本土にお別れです。この城が記憶に残るシーンです。